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2011年5月20日

タングガード(Tongue guard)は開咬の治療に使う装置です。

名前の通り、舌をガードする装置です。

開咬は舌癖が原因になっているので、その原因の舌をガードしてしまおうという装置です。

お子さまの治療で使うものです。

関連ブログ
開咬(open bite)
悪習癖(不良習癖)②舌癖(舌突出癖・弄舌癖)

一般的なタングガード(Tongue guard)は固定式のもので取り外しが出来ません。

違和感がかなりあるので私は取り外しの出来る可撤式の物を使うようにしています。

オリジナルのシンプルなデザインの装置なのですが、舌をガードするというよりは舌のトレーニングを主目的にした装置です。

舌が正常な機能を取り戻したら装置が無くても開咬にはなりませんからね。

効果を確認出来たので、機会があればどこかで発表したいと思っています。


せごし矯正歯科医院

2011年5月19日

前回のブログで拡大床(expansion plate)について書かせて頂きました。

側方拡大には、緩徐拡大(slow expansion)と急速拡大(rapid expansion)の2種類があります。

今回はそのことについて書かせて頂きます。

前回の拡大床(expansion plate)は緩徐拡大(slow expansion)装置です。

歯に拡大力が伝わるものです。

骨格的に作用するものではありません。

弱い力でゆっくりと広げていきます。

緩徐拡大(slow expansion)装置には取り外しの出来ない固定式のものもありますが、拡大床(expansion plate)のように取り外しの出来る可撤式のものが多く使われています。

それに対して急速拡大(rapid expansion)装置は固定式の装置なので取り外しが出来ません。

強い力で骨格的に作用させる装置です。

拡大床のようにネジが組み込まれていて、ネジは1日に2回、朝と夕方に回します。

これを2週間続けるのが基本です。

一気に広がります。

正中口蓋縫合という所を開いて上あご自体を大きくするものです。

基本的にはお子さまの治療で使うものですが、違和感が強い装置なので、私はあまり使いません。

というよりも、ほとんど使いません。

どうしても必要な時にのみ、使うようにしています。

せごし矯正歯科医院

2011年5月18日

拡大床(expansion plate)は取り外しの出来る(可撤式の)側方拡大装置です。

側方拡大とは、簡単に言えば、いわゆる「あごを広げる」ということですね。

拡大床(expansion plate)は主にお子さまの治療に使います。

乳歯から永久歯に生え変わる時に、永久歯の生えてくる隙間が足りない場合があります。

その時に歯列を少し広げてあげると隙間に余裕が出来るのです。

拡大床(expansion plate)にはネジが組み込まれています。

そのネジを1週間に1回のペースで回すのが基本です。

1回ネジを回すと約0.2ミリ拡大されます(拡大量はネジの種類によって前後します)。

無理なく拡大が出来る装置です。

24時間の使用が理想ですが、しっかり使って頂ければ夜に寝ている間だけの使用でも十分効果は期待出来ます。

せごし矯正歯科医院

2011年3月23日

成人矯正で使われているマルチブラケット(multi-bracket)装置ですが、中でもエッジワイズブラケット(edgewise bracket)が最も使われています。

「edge」というのは「端」、「wise」というのは「方向」という意味です。

つなげると、「端の方向」になりますが、今回はこれについて書かせて頂きます。

内容はこれから矯正を勉強する方や歯科関係者向けですね。


エッジワイズの反対はフラットワイズ(flatwise)です。

木の板に力を加えて変形させることをイメージして下さい。

板のフラットな広い面に力を加える時の力の方向がフラットワイズ(flatwise)。

板の端っこの狭い面に力を加える時の力の方向がエッジワイズ(edgewise)です。

この場合エッジワイズ(edgewise)で力を掛けた方が木の板の変形は少ないですね。

まぁ、それは置いておいて・・・。

矯正治療で使用するワイヤーには角線(角ワイヤー、レクトアンギュラーワイヤー;rect angular wire)というものがあります。

このワイヤーの断面は長方形です。

長方形なので縦と横があります。

短い方をエッジ、長い方をフラットとします。

エッジワイズブラケット(edgewise bracket)とは、ワイヤーをブラケットの溝(スロット:slot)に差し込む方向がエッジワイズ(edgewise)なのです。

このエッジワイズ(edgewise)で角線を使うことにより歯を3次元的に動かすことが可能になります。

せごし矯正歯科医院

2011年3月22日

歯を動かすには、「歯を押して動かす」、「歯を引っ張って動かす」の2つが基本です。

もう一つ、矯正治療を行う上で大切になるのが「ワイヤーのねじれ」を利用した歯の動かし方です。

専門的には「トルク(torque)」と言います。

ここで登場するのがマルチブラケット(multi-bracket)という装置です。

ブラケットには多くの種類があるのですが、エッジワイズブラケット(edgewise bracket)というタイプが最も多く使われています。

角ワイヤーという断面が長方形のワイヤーを使うことによって歯を三次元的に動かすことが可能です。

次回もう少し詳しく書かせて頂きます。

せごし矯正歯科医院

2011年2月10日


下あごの骨は手足の骨と成長パターンが似ているので、身長が伸びる時に下あごも大きくなります。

下あごが小さくて上顎前突(出っ歯)になっている場合は機能的矯正装置(functional appliance)が有効です。

機能的矯正装置(functional appliance)を使うことによって下あごの成長を促してあげることが出来るからです。

女の子だと11、12歳頃、男の子は12、13歳頃に一番身長が伸びますよね。

その時期を狙って使います。

機能的顎矯正装置とも言います。

バイオネーター(Bionator)やツインブロック(Twin block)などが代表的な機能的矯正装置です。

せごし矯正歯科医院

2011年2月 5日

今日は上顎前方牽引装置についてです。

これは小児の下顎前突(反対咬合・受け口)の治療で使うものです。

簡単に言うと、「下あごの成長を抑えつつ、上あごの成長を促すもの」です。

上あごの成長のピークは9歳頃なので小学校3年生くらいで使うのが一番効果的です。

当院ではフェイシャルマスク・タイプというものを使っています。

野球のキャッチャーが付けているようなマスクがイメージとして近いかな?

取り外しが出来るものなのですが、お家にいる時に使って頂きます。

半年から1年を目安に使って頂きます。

せごし矯正歯科医院


関連ブログ
上顎前方牽引装置による反対咬合改善のメカニズム
上顎前方牽引装置もなるべく長くお使い下さい

2011年1月27日

今日はヘッドギアーについてです。

上の奥歯を奥に動かしたい時や上あごの成長を抑えたい時に使います。

アニメ映画「ファインディング・ニモ」に出てくる歯医者さんの姪っ子「ダーラ」ちゃんがブラケットという矯正装置とヘッドギアーを付けています。

当院でもたまにニモのDVDを流しています。

何度見ても楽しめる映画ですね。

ダーラちゃんが付けているのはサービカル・プル(cervical pull)タイプという、首にネックバンドというゴムバンドを掛けるタイプです。

ヘッドギアーには大きく分けてもう一つ、ハイ・プル(high pull)タイプという帽子を被るタイプのものがあります。

ここでは説明を省きますが、ヘッドギアーは細かく分類すると4、5種類になります。

当院ではヘッドギアーをお子さまの治療、つまり小児矯正で使っています。

上の奥歯が前に来ないようにするために以前は大人の方にも使っていましたが、今は矯正用インプラントを使えるようになったのでお子さまにのみ使用しています。

せごし矯正歯科医院


関連ブログ
ヘッドギアー(Head gear)の使い方
ヘッドギアー(Head gear)を使うメリット
ヘッドギアー(Head gear)は第二大臼歯が生える前に使うのが基本です

2011年1月 7日


矯正治療に使われている装置の中で、最も一般的なものはマルチブラケットですね。

個々の歯に針金を通す、いわゆるワイヤー矯正に使われるものです。

今は接着剤でブラケットを歯に直接付けますが、昔はバンド(金属の帯)を歯に巻いてブラケットを付けていました。

良い接着剤が無かったからです。

前歯を含めたすべての歯にバンドを付けると、見た目にはかなり目立ちます。

しかし、必要があればバンドは今でも奥歯には使っています。

奥歯には強い力が掛ることがあるので、外れにくいバンドの方が確実に治療することが出来るからです。


現在は、直接ブラケットを歯に付けられるようになりました。

昔は金属のブラケットしかありませんでしたが、技術は進歩して今は透明なクリアーなブラケットが多く出ています。

当院でも第二小臼歯(5番目の歯)まではクリアブラケットを使用しています。

目立たなくなりましたね。

せごし矯正歯科医院

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院長 瀬越健介
www.segoshi-kyosei.com
【経歴】
平成9年 東北大学歯学部卒業 歯科医師免許取得
平成9年 鶴見大学歯学部附属病院 臨床研修医
平成10年 鶴見大学歯学部矯正学教室 臨床専科生
平成12年 鶴見大学歯学部矯正学教室 診療科助手
平成16年 鶴見大学歯学部歯科矯正学講座 助手
平成17年 日本矯正歯科学会認定医取得
平成18年 神宮前矯正歯科 勤務
平成20年 神宮前矯正歯科 副院長
平成22年 せごし矯正歯科医院開院