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2011年7月13日

前回のブログで小児矯正(第一期治療)と本格矯正(第二期治療)について書かせて頂きました。

もう骨格が固まってしまっている大人の方と違って、お子さまの場合は成長を利用することが出来ます。

それが小児矯正(第一期治療)の一番のメリットなのですが、具体的に言うと、非抜歯に持って行ける可能性がグッと高まるということです。

本格矯正(第二期治療)では便宜抜歯と言って、きれいな歯並び、咬み合わせにするために歯を抜いて隙間を作ってあげて、その隙間を利用して歯を並べることがあります。

ガタガタの歯並びをきれいにするために、歯を抜いて隙間を作るのです。

4番目の歯である、第一小臼歯を抜くことが多いです。

私も中学生の時に第一小臼歯を4本抜いて矯正しました。

もし、これが前もって小児矯正(第一期治療)で歯列を広げてあげられれば、便宜抜歯の必要がなくなるかもしれません。

あるいは、出っ歯(上顎前突)の場合は、ガタガタが無くても上の前歯を引っ込める為に便宜抜歯をします。

もし、上あごの成長を抑えて、下あごの成長を促すことが出来れば、便宜抜歯の必要がなくなるかもしれません。

これが小児矯正(第一期治療)のメリットなのです。

せごし矯正歯科医院

2011年6月 3日

成長を利用した矯正治療を小児矯正(第一期治療)と言います。

まだ乳歯が残っていることが多いですね。

子どものうちに矯正治療を始めると子どものうちに治療が終わる、と勘違いされてしまうことがあるので、今回は小児矯正(第一期治療)と本格矯正(第二期治療)について書かせて頂きます。

小児矯正(第一期治療)は本格矯正(第二期治療)を行なうための準備期間とお考え下さい。

上あご、下あごの大きさや位置のバランスを整えたり、歯列を広げたりしながら良い状態に誘導してあげるのが小児矯正(第一期治療)の目的です。

永久歯列になってから、すべての歯に装置を付けて本格矯正(第二期治療)を行ないます。

どんなに早くても中学生以降です。

この本格矯正(第二期治療)で最終的なまとめの治療を行ないます。

ただ、中には小児矯正(第一期治療)のみで本格矯正(第二期治療)が必要なくなる方もいらっしゃいます。

数は少ないですけどね。

また、永久歯列になっていても顎骨の成長が見られる場合は、成長が落ち着くまで本格矯正(第二期治療)開始を待つ場合もあります。


関連ブログ
本格矯正と成人矯正


せごし矯正歯科医院

2011年4月13日

今日は幼稚園の歯科検診に行ってきました。

子どもたちはみんな可愛い!

疲れてヘトヘトですが来年がまた楽しみです。

虫歯だけでなく咬み合わせのチェックも行ないました。

「将来的に矯正治療の必要がありそうですね」というお話はさせて頂きましたが、幼稚園児の段階で矯正治療を行なう必要は無いと私は考えています。

永久歯が生え始める6歳以降、7歳、8歳くらいで一度チェックを受けて頂ければ、まず問題ありません。

反対咬合(受け口)の場合は、本人も親も気にしている場合があるので治療することはありますが、乳歯列で治しても永久歯列でまた反対咬合になることがあります。

なので、幼稚園児に積極的な矯正治療を勧めることはまずありません。

それから、ある程度の年齢にならないと、しっかりとした検査、治療を受けられません。

まず、じっと動かずに治療を受けられないし、一人でおとなしくユニットに座れるお子さまの方が少ないですよね。

治療には良いタイミングがあるのです。

そこを逃さなければ大丈夫です。

せごし矯正歯科医院

2011年2月13日

前回のブログで「下あごの骨は手足の骨と成長パターンが似ています。身長が伸びる時に下あごも一番大きくなるのです」と書かせて頂きました。

成長期のお子さまが上顎前突(出っ歯)だったら機能的矯正装置(functional appliance)を使って下あごの成長を促してあげられるのですが、要注意なのは骨格性の下顎前突(反対咬合・受け口)の場合です。

生理的に下あごの成長が旺盛なので矯正治療で抑えられない場合があります。

こういう時は、落ち着くまで下あごの成長を観察した方が良い場合があります。

私は中学生の時に矯正治療を受けました。

それがきっかけで矯正医を志したのですが、高校に入ってからも少し身長が伸びました。

すると、少し下あごが前に出てきてしまいました。

受け口になるまでではありませんでしたが、切端咬合という上下の前歯の先端が当たる咬み合わせになりました。

私の場合も成長が落ち着いてから矯正治療をした方が良かったということです。

まぁ、結果論ですけどね。

成長は想定外のことが起こる場合があるので難しいです。

骨格性下顎前突は成長が落ち着くまで、具体的には身長の伸びが止まるまで、待った方が良い場合があります。

せごし矯正歯科医院

2010年12月18日

今回は下顎前突(かがくぜんとつ)(受け口)についてです。

日本人の下顎前突(受け口)は下あごが出ているというよりは上あごが小さいパターンが多いです。

そのために、上あごの成長を促してあげられれば骨格から治すことが出来ます。

上あごの成長は男女ともに大体9歳頃にピークを迎えます。

この時期を狙って治療してあげることがポイントになります。

但し、下顎前突は長期にわたって経過を見なければなりません。

それは、3日前にも書かせて頂きましたが、下あごの成長は手足とパターンが似ているために、身長が伸びている間は下あごも大きくなるからです。

特に下あごが一番大きくなる思春期性成長期(第二次成長期)は要注意です。

また、その成長期を過ぎてからも注意が必要です。

完全に身長の伸びが止まってから1年間は下あごの成長は残っていると言われているからです。

私は高校に入ってからも少し身長が伸びました。

中学生の時に矯正治療を受けたのですが、高校に入ってから下あごが少し前に出てきてしまいました。

なので、結果論ですが私の場合は高校生以降で矯正治療をした方が良かったのかもしれません。

では、どうせ出てきてしまう下あごなら、大人になるまで矯正しないで放置しても良いのかと言うととんでもありません。

放置すると下顎前突(受け口)が悪化してしまう可能性があります。

早いうちに改善してあげることで上あごと下あごのバランスを整えてあげることが大切です。

ですから、上あごの成長がピークを迎える9歳頃、小学校低学年までには出来れば一度ご相談ください。

せごし矯正歯科医院

2010年12月15日



さて、今日は上顎前突(じょうがくぜんとつ)(出っ歯)についてです。

日本人の上顎前突は上あごが前に出ているというよりは、下あごが小さくて引っ込んでいるパターンが多いです。

小さな下あごは、成長を利用して発育を促してあげることが出来ます。

下あごの成長パターンは手足の骨と近いので、伸長が伸びる時に下あごも成長します。

特に第二次成長期(思春期性成長期)に伸長がグッと伸びますよね。

その時期を狙って矯正すると骨格的に治療することが可能です。

女の子だと10歳くらい、男の子は11歳くらいからスパートが始まります。

大体小学校の高学年くらいの時期ですよね。

私の場合は中学に入ってから毎月1センチずつ身長が伸びました。

この時期を逃してしまうと上顎前突の治療のために、歯を抜いて隙間を作った上で前歯を引っ込めなければならない可能性が高くなってしまいます。

成長を利用できれば歯を抜かずに治せる可能性が高いので、お早めにご相談ください。


せごし矯正歯科医院

2010年11月 9日

診断について書かせて頂いている流れで、今日は「手」のレントゲンについて書かせて頂きます。


小児矯正で出っ歯(上顎前突)、受け口(下顎前突、反対咬合)を治療する際に気を付けなければならないことの一つに思春期性成長があります。

第二次成長とも言いますね。


下あごの成長は手足の骨と似ています。

背がぐ~んと伸びる時期に下あごも大きく成長するのです。

日本人の出っ歯(上顎前突)は上あごが出ているというよりは下あごが小さくて出っ歯(上顎前突)になっているパターンが多いです。

そのため、思春期性成長期に下あごの成長を促してあげることにより、骨格のバランスを整えてあげることが出来ます。


逆に、日本人の受け口(下顎前突、反対咬合)は下あごが出ているというよりは上あごが小さくて受け口(下顎前突、反対咬合)になっているパターンが多いです。

そのために、上あごの成長のピーク時期である9歳頃に上あごの成長を促してあげることにより骨格のバランスを整えてあげることが出来ます。

しかし、せっかくきれいにバランスが整っても思春期性成長期に下あごが大きくなって受け口(下顎前突、反対咬合)になってしまうといけません。

なので、この時期は慎重に経過を観察する必要があります。

場合によっては下あごの成長を抑えることが必要になってきます(実際の治療では成長を抑えることにはかなり無理があります)。


上あごの成長のピークは男女問わずに大体9歳頃なのですが、思春期性成長の時期は個人差があります。

思春期性成長期がいつ来るのかを予測する有効な方法として定期的に身長を計測する方法があります。

もう一つ予測する方法が手のレントゲンです。

手のレントゲンを撮ることで成長のピークがいつ来るのか、あとどのくらいの成長が残っているのかを知ることが出来ます。


当院で治療を受けて頂いているT君は出っ歯(上顎前突)を気にされて来院されました。

まだ中学生だったので下あごの成長を期待出来ると思ったのですが、手のレントゲンを撮ると、もう大人の骨格になっていました。

T君にお聞きするとやはり身長はあまり伸びていないとのことでした。

そのため、成人矯正として治療させて頂いています。


あるいは、その逆のパターンもあります。

年齢的に成長は期待出来ないかな、と思っても手のレントゲンを撮ってみるとまだ成長が残っていることが分かる場合があります。


情報は多い方がより良い診断を立てることが出来ます。

当院ではお子さまの検査時には手のレントゲンを撮らせて頂いております。


せごし矯正歯科医院

2010年10月23日

3日前に乳歯の大切さをお話ししました。

乳歯よりも永久歯の方が大きいので、乳歯列の時は歯と歯の間に隙間があった方が良いと書きました。

小児矯正を行う上でとても重要になってくるのが「リーウェイスペース( leeway space )」です。


歯には番号があります。

永久歯は前の歯から順番に1番、2番と名前が付いています。
犬歯は3番、親知らずは8番です。

乳歯の場合は前から順番にA、Bと数えてEまであります。

永久歯は乳歯よりも大きいのですが、4番と5番に関しては乳歯のD、Eよりも小さいのです。

C、D、Eの3本の乳歯の大きさを足した合計から3番、4番、5番の大きさを足した合計を引いたものをリーウェイスペース( leeway space )と言います。

この場合、永久歯の合計よりも乳歯の合計の方が大きいのです。

このリーウェイスペース( leeway space )は上あごで左右それぞれ約1㎜、下あごで約3㎜あります。

少しくらい隙間が足らなくても、このリーウェイスペース( leeway space )を活用することできれいに永久歯を並べてあげることが出来るのです。


せごし矯正歯科医院

2010年10月20日


「あとから大人の歯が生えて来るんだから乳歯は早く抜けても大丈夫。虫歯になっても大丈夫」

子どもの頃にそんなことを言っていた大人がいました。

抜けちゃダメです!
虫歯になっちゃダメです!
抜けても抜けても生えてくるサメの歯じゃないのですから!

人間の歯は隙間が出来ると奥歯が前に来ることで隙間が閉じます。

早く乳歯が抜けてしまうと6歳臼歯と言われている第一大臼歯が前にずれて生えて来てしまいます。

乳歯に比べるとあとから生えてくる永久歯は大きいので、最終的に永久歯が並ぶ隙間が足らなくなってガタガタの歯並びになってしまいます。

乳歯列の時は歯と歯の間に隙間があった方が良いのです。


乳歯は大切です。

とっても大切です。

まずは虫歯にならないようにしましょう!


せごし矯正歯科医院

2010年10月19日


先日カウンセリングに来院されたお子さまのお母様から伺った話です。

他の歯科医院で、「やわらかい物ばかり食べているから顎が小さくて歯が並びきらないんです。硬い物を食べさせて下さい」と言われたそうです。

良くある話ですが非現実的です。
そんなことを言われても困ってしまいます。

どれくらいの硬さの物を、どれくらいの量、どれくらいの期間食べれば、歯がきれいに並ぶくらいに顎が大きくなるのでしょうか?

誰も答えられません。

確かに、現代の食事は昔に比べてやわらかくなったのは事実でしょう。

やわらかい食事(軟食)を取ることで、顎の成長に影響があるという研究発表はあります。

しかし、その場合の軟食は流動食のように極端にやわらかいものです。

話を元に戻しますが、一生懸命に硬い物を食べても胃を悪くするだけで、歯並びが改善されるほど顎は大きくなりません。

矯正しましょう。

せごし矯正歯科医院

2010年10月 8日

6、7歳頃に一度チェックを受けることをお勧めします。
8歳くらいでも良いですね。
この時期にチェックを受けておけばまず問題ありません。

矯正医の考え方は人それぞれですが、私は基本的に幼稚園や保育園に通っているお子さまに矯正治療を勧めることはしません。

単純に我が子にやりたくない治療はやりたくないからです。

特別な場合を除いて、この時期に始めるメリットは少ないと私は考えています。

何でもかんでも早く始めれば良いというわけではないからです。

残念ながら、営利目的で治療を勧められる場合もあります。

ケースバイケースで、その方に合った治療開始のタイミングがあるんです。

ただでさえ小児矯正は長期間になるので、効率良く、短期間で治療出来るように考えています。

せごし矯正歯科医院

小児矯正

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せごし矯正歯科医院 せごし矯正歯科医院
院長 瀬越健介
www.segoshi-kyosei.com
【経歴】
平成9年 東北大学歯学部卒業 歯科医師免許取得
平成9年 鶴見大学歯学部附属病院 臨床研修医
平成10年 鶴見大学歯学部矯正学教室 臨床専科生
平成12年 鶴見大学歯学部矯正学教室 診療科助手
平成16年 鶴見大学歯学部歯科矯正学講座 助手
平成17年 日本矯正歯科学会認定医取得
平成18年 神宮前矯正歯科 勤務
平成20年 神宮前矯正歯科 副院長
平成22年 せごし矯正歯科医院開院