«  2011年4月  » 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
2011年4月22日

歯は歯冠と歯根に分かれます。

歯根は歯槽骨という骨に埋まっています。

口の中に出ている部分が歯冠です。

その歯冠はエナメル質に覆われていますが、部分的にそのエナメル質がプクっと盛り上がっているものを結節(けっせつ)と言います。

異常結節の中で中心結節は小臼歯、特に下顎第二小臼歯に良く見られます。

下顎第二小臼歯は下の5番目の歯です。

この中心結節、何が問題なのかというと咬合面に出来るのです。

咬み合わせを作る上で邪魔になることがあるのです。

だったら結節を削ってしまえば良いじゃないかというと、そう簡単にはいかないのです。

結節の中にまで歯髄、つまり、神経・血管が来ていることがあるのです。

そこを傷付けるわけにはいきません。

咬合調整と言って、エナメル質を少し削って咬み合わせを整えることがあります。

中心結節はそれが出来ないので厄介なのです。

せごし矯正歯科医院

2011年4月21日

八重歯は専門的には上顎犬歯低位唇側転位、英語だとHigh canineと言います。

上の3番目の歯である犬歯が並びきらなくなっている状態ですね。

下の歯は八重歯って言いません。

なぜ八重歯になるのか、ご存知ですか?

それは乳歯から永久歯に生え変わる時に問題があります。

歯の生えてくる順番に関係しているのです。

下の歯は1番、2番、3番、4番、5番という順番に生えてきます。

ところが上の歯は1番、2番、4番、5番、3番という順番で生えてくることが多いのです。

人によっては1番、2番、3番で生えてくる方もいらっしゃいますが、3番が5番よりも後に生えてくることが多いのです。

ここがポイントです。

乳歯が早く抜けてしまうとどうなるか?

奥歯が前に動いて隙間が少しずつ閉じてしまいます。

後から生えてくる3番の隙間が無くなってしまうのです。

こうして八重歯になるのです。

乳歯が残っていても元々隙間が足りない方もいらっしゃるので要注意です。

せごし矯正歯科医院

関連ブログ
八重歯(犬歯)を抜いてはいけません
八重歯(犬歯)を抜く時
乳歯は早く抜けても大丈夫?

2011年4月16日

当院は開業してまだ1年3か月ですが既に5人の方が当院に転院されています(そのうち2人はこれから治療を再開します)。

引越でどうしても今まで通りの通院が不可能になることがあります。

転院は治療の途中なので大変ですが、転院しなければならなくなった場合は、ご本人だけでなく今まで担当されていた先生にも喜んで頂けるので私も嬉しいです。

でも、転院ってなかなか難しいんですよね。

考えや治療方法は先生によって違います。

だから転院したくても「うちでは治せない」と言われてしまうこともあります。

他院で断られて当院に転院されている方もいらっしゃいます。

特に裏側(舌側)矯正は対応出来る先生が少ないですからね。


それから使っている装置も先生によって様々です。

マルチブラケット(エッジワイズブラケット)は大きく分けて2種類あります。

.018ブラケットと.022ブラケットです。

私は裏側(舌側)用も表側用も.018サイズを使用しています。

.018ブラケットだと装置をそのまま使えますが、.022ブラケットだと付け替えの必要がある場合があります。

なるべく、そのまま変えずに使うようにしています。


費用については、転院が決まった段階で返金をして下さる場合がほとんどです。

転院後の費用は、返金額を元にして決めています。

初診扱いにしてしまうと、かなりお金が掛かって大変ですからね。

また、転院の際は今までのレントゲンや写真などの資料を送って頂きます。

今までの経過が把握出来て初めてちゃんとした引き継ぎが出来るのです。

転院を考えていらっしゃる方は必ず担当の先生と良く相談した上で決めるようになさって下さいね。

せごし矯正歯科医院

2011年4月13日

今日は幼稚園の歯科検診に行ってきました。

子どもたちはみんな可愛い!

疲れてヘトヘトですが来年がまた楽しみです。

虫歯だけでなく咬み合わせのチェックも行ないました。

「将来的に矯正治療の必要がありそうですね」というお話はさせて頂きましたが、幼稚園児の段階で矯正治療を行なう必要は無いと私は考えています。

永久歯が生え始める6歳以降、7歳、8歳くらいで一度チェックを受けて頂ければ、まず問題ありません。

反対咬合(受け口)の場合は、本人も親も気にしている場合があるので治療することはありますが、乳歯列で治しても永久歯列でまた反対咬合になることがあります。

なので、幼稚園児に積極的な矯正治療を勧めることはまずありません。

それから、ある程度の年齢にならないと、しっかりとした検査、治療を受けられません。

まず、じっと動かずに治療を受けられないし、一人でおとなしくユニットに座れるお子さまの方が少ないですよね。

治療には良いタイミングがあるのです。

そこを逃さなければ大丈夫です。

せごし矯正歯科医院

2011年4月11日

明日、4月12日(火)ですが急遽午前休診とさせて頂きます。

いつものように電話は転送にしておきますので、何かありましたらお電話下さい。

電話に出られないかもしれませんが留守番電話にメッセージを残して頂ければ折り返しお電話致します。

宜しくお願い致します。

せごし矯正歯科医院

2011年4月 9日

「そんなに本格的にやらなくても、ある程度治れば良いです」

そう仰る方がたまにいらっしゃいます。

これって難しいですよね。

口ではそう仰っても、「どの程度」治せば「ある程度」になるのでしょうか?

初めは八重歯が気になって矯正治療を始めたとしましょう。

八重歯がきれいになると、それまで気にならなかった部分がクローズアップされて目立つようになります。

そうすると、やはりそこを治したくなると思います。

そういうことが今まで何度もありました。

良くあることです。

初めから「ある程度」なんて思って矯正治療を開始すると上手く行きません。

きっちり治したいと思っていても思うように治せないことだってあるんです。

私としてはやるからにはきっちり治療させて頂きたいです。

勿論、患者さまのご希望は最大限取り入れさせて頂きますよ。

治療計画はこちらが一方的に提示するものではなく、患者さまに選んで頂くものだと私は考えています。

せごし矯正歯科医院

2011年4月 8日

歯は歯槽骨(しそうこつ)という骨に埋まっています。

この骨に埋まっている部分を歯根(しこん)と言います。

骨に埋まっていない口の中に露出している部分を歯冠(しかん)と言います。

(厳密にはエナメル質に覆われている部分が歯冠、セメント質に覆われている部分が歯根です)

ここの所、歯の解剖用語について書かせて頂きましたが、歯冠には面があります。

(単純にこの話がしたかっただけなのですが・・・)

前歯は近心面、遠心面、唇側面、舌側面の4面、臼歯は近心面、遠心面、頬側面、舌側面、咬合面の5面からなります。

関連ブログ
近心と遠心
唇側と頬側、舌側と口蓋側
切縁とマメロンmamelonと開咬
咬合面


せごし矯正歯科医院

2011年4月 7日

前回は切縁についてでした。

今日は奥歯である臼歯の咬合面(こうごうめん)についてです。

切縁は前歯の先端部分のことでしたが、臼歯では上下の歯が咬み合う部分を咬合面と言います。

切縁が食べ物を咬み切る機能を担っているのに対して、咬合面は食べ物をすりつぶす役割を担っています。

咬合面と「面」と言っても真っ平らな平面になっている訳ではありません。

鏡で下の奥歯を見て頂ければ分かりますが、大まかな部分を「面」と言っている訳です。

奥歯である臼歯は小臼歯と大臼歯に分かれますので、咬合面は小臼歯と大臼歯について使う言葉です。

せごし矯正歯科医院

2011年4月 5日

先日、近心と遠心唇側と舌側、などなど書かせて頂きましたが、もう一つ肝心なものを忘れていました。

切縁(せつえん)と咬合面(こうごうめん)です。

切縁とは前歯の先端部分のことです。

物を咬み切る機能を担っています。

生えたての前歯の切縁はマメロン mamelon (日本語は切縁結節「せつえんけっせつ」)があります。

3つの小さな山がポコポコポコとあります。

それをマメロン mamelon と言います。

お子さまの口の中を見る機会があったらマメロン mamelon を見てみて下さい。

上下の前歯が咬み合うことにより、マメロン mamelon は少しずつ削れて切縁は平らになります。

なので、咬み合わずに経過した切縁にはマメロン mamelon が残っています。

開咬という不正咬合は前歯が咬み合わない状態です。

マメロン mamelon が残っている開咬と残っていない開咬が存在します。

マメロン mamelon が残っていない開咬は以前は前歯が咬み合っていたのに、時間と共に開咬になったことになります。

次回は咬合面です。

せごし矯正歯科医院

東京電力の計画停電を受けて院内の節電を行なっています。

エアコンの暖房、加湿器、照明などの電気をしばらくの間は極力中止します。

皆様、快くご協力頂きましてありがとうございます。

長丁場になると思われるので無理はいけませんが、皆で出来ることをしていきましょう。

停電の際は休診します。

ご協力をお願い致します。

せごし矯正歯科医院

2011年4月 3日

ガミースマイル(gummy smile)とは笑った時に上の歯肉が見えるものです。

歯肉は英語でgumと言います。

歯肉が見えるのでガミースマイル(gummy smile)と言います。

昔は、ガミースマイル(gummy smile)の改善は矯正治療の適応ではありませんでした。

外科的に上あごの骨を上に持ち上げて治すしかなかったからです。

しかし、矯正用インプラントの登場で外科的な処置をすることなく改善出来るようになりました。

勿論、表側矯正でも裏側矯正でも可能です。

すべてのガミースマイル(gummy smile)を改善出来るわけではありませんが、過蓋咬合という深い咬み合わせの場合は治せる可能性が高くなるので、お悩みの方は一度ご相談下さい。

せごし矯正歯科医院

2011年4月 1日

今回は捻転(ねんてん)についてです。

一般的に捻転というと、ねじれて向きが変わることを言いますね。

歯の捻転の場合も同じです。

「近心捻転」、「遠心捻転」という言い方をします。

近心と遠心については以前のブログを参照して下さい。

近心捻転という場合は、歯の唇側面、あるいは頬側面が近心に向いていることを言います。

唇側と頬側についても以前にブログに書かせて頂いたのでご参照下さい。

捻転は軽度のものから90°も捻転しているもの、中には180°捻転して頬側と舌側が入れ替わってしまっているというとんでもないものまであります。

せごし矯正歯科医院

« 2011年3月 | メイン | 2011年5月 »

Powered by
本サイトにて表現されるものすべての著作権は、当クリニックが保有もしくは管理しております。本サイトに接続した方は、著作権法で定める非営利目的で使用する場合に限り、当クリニックの著作権表示を付すことを条件に、これを複製することができます。
せごし矯正歯科医院 せごし矯正歯科医院
院長 瀬越健介
www.segoshi-kyosei.com
【経歴】
平成9年 東北大学歯学部卒業 歯科医師免許取得
平成9年 鶴見大学歯学部附属病院 臨床研修医
平成10年 鶴見大学歯学部矯正学教室 臨床専科生
平成12年 鶴見大学歯学部矯正学教室 診療科助手
平成16年 鶴見大学歯学部歯科矯正学講座 助手
平成17年 日本矯正歯科学会認定医取得
平成18年 神宮前矯正歯科 勤務
平成20年 神宮前矯正歯科 副院長
平成22年 せごし矯正歯科医院開院